EVバッテリー「材料回収」の実証設備建設を決定
三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、シンガポールのスタートアップ企業・True 2 Materials Pte, Ltd (本社:シンガポール市、CEO: Richard Carlow、以下「T2M社」)と共同で、電気自動車(EV)の使用済みバッテリーの「材料回収」を行う実証プラントを、川崎製作所構内に設置することを決定しました。実証プラントを用い、使用済みEVバッテリーをバッテリーセルメーカーがそのまま使用できるアノード・カソード(正負極材)*および電解質として回収する実証試験を、2025年初頭に実施します。
* バッテリーにおいては、電子流の向き(放電か充電か)によって、アノードとカソードはそれぞれ正極材にも、負極材にもなり得ます。